NPO法人ふじのくに情報ネットワーク機構(FINO)では、2011年6月14日に平成23年度(第7期)定時総会を開催しました。
定時総会では、平成22年度事業報告及び収支決算報告とその承認が行われ、平成23年度事業計画及び収支予算について決定しました。また、新理事長として、海野尚史氏(しずおかオンライン代表取締役社長)が選出されました。
定時総会開催の基調講演として、静岡県立大学湯瀬裕昭准教授、静岡大学長谷川孝博准教授を講師にお招きし、講演会を開催しました。この講演会では、「東日本大震災を経験して」についてお話いただきました。
基調講演:
「東日本大震災を経験して」
内容:
(1)静岡県公立大学法人静岡県立大学 経営情報学部 経営情報学科 准教授 湯瀬裕昭 様
平成23年3月11日に起きた東日本大震災において、震災直後に被災地に出向き、実際に復興支援の活動をされた静岡県立大学の湯瀬裕昭様に通信関係・安否確認システム・WEBサーバの被害規模・運用状況についてご講演いただき、東海大地震への対策に重要なポイントをご説明いただきました
・東日本大震災の被害概要
・通信関係被害
・情報通信環境構築の支援
・被災地支援
・現地役所の状況
・今後に向けて
(2)講師国立大学法人 静岡大学 准教授 情報基盤センター 副センター長 長谷川孝博 様
特定非営利活動法人 ASP・SaaS・クラウド コンソーシアムが主催する「ASP・SaaSクラウドアワード2011」において、見事に準グランプリを受賞された「大学プライベートクラウド」が東日本大震災の際、どのような運用をされたのかを静岡大学の長谷川孝博様に具体的にご紹介いただきました。同時に今後の方針や計画、プライベートクラウドについての疑問に分かりやすくお答えいただきました。
・311東日本大震災の影響
・安否確認システムとその開発状況
・スマートキャンパスの取り組み
・クラウド化に対する疑問と疑義への回答
日時:
2011年6月14日(火)15:00~
場所:
葵タワー グランディエール・ブケトーカイ 4階