「IT見えない化」のメリット活用事例(クラウド化基盤に向けて)

2010年9月3日に国立大学法人静岡大学において、「IT見えない化」のメリットと活用事例の講習会を開催しました。

 

これまで手近にあったコンピュータ資源を一箇所に集約して遠隔利用するための技術である「クラウド」について、活用事例を踏まえてご講演いただきました。

 

静岡大学で導入を完了したシンクライアントはクラウド技術で実現されています。これまでの使い慣れた環境を手放し、一箇所に集めたり、「見えない化」したりすることのメリットは何なのか。電力消費を外出しにしているだけではないのか。

 

本当にエコなのか。セキュリティは大丈夫か、など、静岡大学の新しい情報基盤サービスについて導入前後を比較し、クラウド化のメリットである効率よく安全に資源の共有についてご説明いただきました。

 

<クラウド化のメリット>

・ハードウェアの可用性

・コンピュータ資源の共有

・システムウェアの可用性

・スケーラビリティ

 

また、関連する技術系のおすすめの話題として、Linux(UNIX)系のクラウドサーバを活用したWebデータベース構築術についてご説明いただき、iPhone、iPadなど華やかなGUI(Graphic User Interface)端末が世界規模での成功を収める中、1960年代より洗練を重ねてきたCUI(Character User Interface)について、大変おもしろくご紹介いただきました。

 

講演内容:

学内情報インフラストラクチャ

クラウドコンピュティング

UNIXというOS

地味なCUIの妙味

Webデータベース

 

お問合せ:

NPO法人ふじのくに情報ネットワーク機構

担当 鈴木、押尾(株式会社TOKAI)